「人を動かす」が私たちに教えてくれる、人間関係を円滑にする格言『10選』

格言集

あなたは人間関係でどんな「悩み」がありますか?

おそらくひとつやふたつではすまないのではないでしょうか…。

今回はそんな厄介な問題の代表格でもある「人間関係」のテキスト的な存在である「人を動かす」という一冊の書籍から、私たちの対人関係を円滑にしてくれる10個の格言を紹介したいと思います。

あなたも僕と一緒に、人との関わりを武器にしてより良い人生を歩んでいきましょう。

格言とは…

「人間の生き方などについて簡潔にして覚えやすくした言葉や短い文章のこと」
Google AI「Gemini」より

人間関係を円滑にするさまざまな種類の原則

本書では人間関係をよりスムーズにするためにさまざまな原則が記載されています。

  1. 人を動かす三原則
  2. 人に好かれる六原則
  3. 人を説得する十二原則
  4. 人を変える九原則
  5. 幸福な家庭をつくる七原則

これら5つの原則が書かれている各章から、2つずつ厳選して合計10個の格言をさせてもらいます。

※各種原則の中身が知りたい!というかたは、ぜひ本書を読んでみてもらえると嬉しいです。

“深い思いやりから出る感謝の言葉を振りまきながら日々を過ごす”

人を動かす』「PART1 人を動かす三原則」に記載されているワンフレーズ。

ついつい忘れてしまいがちな「感謝の言葉」。
あなたは身近な人に対して、最後に「ありがとう」を伝えたのはいつですか?

正直、照れくさいですよね…。
そんなこともあって、後回しになってしまう。

まずは、誕生日や記念日など、そう言った特別な日から「感謝」を伝えることを意識してみませんか?

あなたもきっと、面と向かって感謝の気持ちを伝えられたら嬉しいはずです。

“人の立場に身を置く”

こちらも『人を動かす』「PART1 人を動かす三原則」に記載されているワンフレーズ。

人の立場に身を置く」。
言葉にすると簡単ですが、実際にやってみようと思うと驚くほど難しい。

私たちは案外、他人のことが分かっていません。
5割も理解できていれば、かなりすごいことなのではないでしょうか…。

そんな状態で、相手の立場を想像し、そこへ身を置くと言うのは至難の業。

なかじまる
なかじまる

相手の立場に身をくことは簡単ではないと思いますが…。

ただ、もしできたときのメリットは非常に大きいです。

例えば、相手に腹が立ってしまったような状況であっても、相手の立場に身を置くことで割と怒りが収まったりします。

仕方ないか」と冷静になれることもあるんです。
あなたも僕と一緒に、少しずつ「異なる立場」について考えるようにしてみませんか?

“笑顔の効果は強力である”

こちらは『人を動かす』「PART2 人に好かれる六原則」に書かれている一節。

激しく同意です。
僕は15年ほどサービス業をしていたのですが、「笑顔」というのは本当に強力です。

あなたはいかがですか?
笑っている人と無表情の人。
どちらの人と積極的に関わりたいと思うでしょうか。

おそらく多くのかたが前者を選択すると思います。

そして「笑顔」のすごいところは、感染することにもあります。
笑っている人のまわりってやっぱり笑っていませんか?

なかじまる
なかじまる

どうせなら楽しい時間を過ごしたい!

こういった「楽しい」って、ビックリしますがマジで移るんですよね…!
もしよければ、あなたも一度、身の回りの人を観察してみてください。

笑顔の人の周辺には、やっぱり笑顔が咲いているはずです。

それと本書によれば、この笑顔は「作り笑い」でも効果があるそうです。
もし笑うことが苦手なかたでも、とりあえずスマイルを作ってみてください!

ちなみに僕は鏡を見て、笑顔を作ってみたりしますが、それを見るだけでなんだか楽しくなってきます笑

“「人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい」”

こちらも『人を動かす』「PART2 人に好かれる六原則」に書かれている一節。

これに関しては、僕はSNS運用でこの大切を思い知りました…!

Instagramで投稿を開始したとき、ビックリするほど「いいね」されなかったんです。

多くて「5」、少ないと「0」ということもでした…。

そんなときに、この言葉と近いニュアンスの言葉に出会ったんです。

なかじまる
なかじまる

自分から動いてみる…!

当時「いいね」周りという手法自体は知っていたのですが、どうにもこれが悪いことのように感じてしまい…。

なので自分から「いいね」をすることが少なかったんです。

でも「自分がいいねをして欲しいなら、自分からいいねをしよう!」と思い、気になった投稿に「いいね」をするようになり、僕の投稿にも少しずつ「いいね」がつくようになっていったんです…!

自分から先に相手に「プレゼント」をするという姿勢も「あり」なのではないでしょうか?

“議論をすれば損をする”

こちらは『人を動かす』「PART3 人を説得する十二原則」に書かれている一節。

なぜ議論をすると損をするのか?

それは本書によると、「議論をしたところで結局、人の意見は変わらないから」だそうです…。

つまり変わらない意見について議論をしても、時間と体力を消費するだけ…!

人間関係を円滑にする」という今回のテーマに沿って考えれば、議論は極力避け、相手の意見を尊重した方が良さそうです。

“自分の自慢話は極力抑えよう”

こちらも『人を動かす』「PART3 人を説得する十二原則」に書かれている一節。

そしてこの格言にはこのような続きがあります。

謙虚になろうではないか。
『人を動かす「PART3 人を説得する十二原則」』

僕のこれまでの人生経験に照らし合わせると、自慢話は自慢話を呼ぶと感じています。

相手の話に対して「自分はこうだよ!」と少し自慢気味た物言いをしたとき、相手から「そういえばこういう人がいて…」とマウント合戦のような形式になってしまう傾向が強いのではないでしょうか。

そして自慢話というのは相手の嫉妬を生みます。

自分の話をしたくなったとき、グッとこらえて謙虚になってみませんか?

その謙虚さが、あなたの持つ「器の大きさ」だと思います。

なかじまる
なかじまる

とは言っても自慢したくなる気持ちは分かります…!

あまり我慢してもモヤモヤが募ると思いますので、そんなときはあまり嫉妬が生まれなさそうな人を選んで話してみてはどうでしょうか。

  • 髪を切ってくれる美容師のかた
  • カウンセラーのかた
  • 良好な関係にある家族

ほどよい距離感のかたや自慢話をしてもあまり関係のなさそうな家族に話すのはおすすめです!

あとは紙に書き殴るとスッキリするので、自分ひとりでモヤモヤを処理できますよ。

“批判によって人間の能力はしぼみ、励ましによって花開く”

人を動かす』「PART4 人を変える九原則」に書かれている一節。

あなたは批判されるとどのように感じますか?

そりゃあ…

分かります。

正直、いい気分ではないですよね…。

特にその批判が身近な人であった場合、結構へこみます…!

自己肯定感が低下し、新しいことにチャレンジする元気や自信を失ってしまうこともあります…。

どんな人と関わるかは本当に大事…

では批判ではなく、反対に頻繁に励ましてくれる人が身の回りにいたらどうでしょう?

なんだか「できる」気がしてきませんか。

言葉の影響力というのは想像以上です。

ちょっとしたひと言がいつまで残ってしまうこと、ありませんか…?

僕はあります…。

つまり自分のひと言も相手に突き刺さって可能性があるので、批判は本当に要注意。

“誰しも人から尊敬され、賞賛されるものを一つは持っているものだ”

こちらも『人を動かす』「PART4 人を変える九原則」に書かれている一節。

私たちはそれぞれ、異なる「強み」を持っています。

いや、そんなのないよ…

もしそんなふうに思うのであれば、一度冷静になってください。

強みはないのでなく、気がついてないだけなんです…!

私たちは「強み」を日常生活のなかで、「当たり前のこと」だと認識しています。

  • 自分の強みを身の回りの人に聞いてみる
  • 「なんでこんなことができないんだろう?」と思うことに目を向ける
  • 自己分析をする

これらのことをやってみると強みがパッと見つかったりします!

ちなみに自己分析に関しては「ストレングスファインダー2.0」が個人的におすすめです。

“結婚の幸福は、些細な心尽くしの集積によって得られる”

こちらは『人を動かす』「付 幸福な家庭を作る七原則」に書かれている一節。

僕は結婚していないので、想像でしか書けませんが…。

自分の家族を見たイメージでは、どうしても身近な人を後回しにしてしまうような気がします…!

感謝の気持ちが薄れいつしか「当たり前」になってしまう。

さらに「言わなくても伝わっているはずだ」とも思ってしまい…。

なかじまる
なかじまる

自分が結婚したら気をつけます…!

ただ実際にはエスパーでもない限り、言われなければ伝わりません…!

少し勇気がいると思いますが、自分の頭で思っている感謝の気持ちを少しだけカタチにしてみませんか…?

“礼儀は、いわば結婚生活の潤滑油である”

こちらも『人を動かす』「付 幸福な家庭を作る七原則」に書かれている一節。

ご存じかと思いますが、「親しき中にも礼儀あり」という言葉がまさにこの通りだな…と思います。

どうしても身近な家族ほど後回しにしてしまう…。

フランス人は10着しか服を持たない』という本にもこのように書かれています。

わたしたちは、知らない人やお客様の前ではお行儀よく振る舞っても、家族だけのときはマナーなどお構いなしになってしまったりする。
『フランス人は10着しか服を持たない』「Part3 シックに暮らす」

ただこんな意見もあると思います…。

外で気を遣っているんだから、家族にまで変に気を遣っていたら身が持たない…

分かります。

僕も人一倍、気を遣って生きているので…。

なので、まずは小さいところからマナーを意識してみませんか?

ちょっとした「お礼」を伝えてみるとか、ちょっとだけ「家事」を手伝ってみる…とか。

もし自分が相手だったら嬉しいと思うんですよね…!

格言を実践して人生を改善する

先ほども少し書きましたが言葉には想像以上の力があります。

ときには私たちの人生を変えてくれるような格言との出会いもあるんです。

そんな「人生を変えるような格言」の内容を行動に移してみませんか?

今回は「人を動かす」という本から「人間関係を円滑にする格言」を10個紹介させてもらいました。

僕と一緒に少しずつ格言を実践して、より良い人間関係を構築していきませんか?

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